「お母さん、30分だけちょうだい。
おばちゃんお節介なのよ。
あなた、おばちゃんと一緒に楽しいスキーをやろ！」
娘にとって初めてのスキー
久しぶりにお母さんと一緒にいられる楽しい時間♪
ソリ滑りは楽しい！最高！
でも母としては、一度くらいスキーに挑戦してほしい・・・
２日目に説得し、午後からようやくスキーstart！
しかし
硬いブーツ＋やりたくない気持ち＋教え方が分からない母
＋歩くことすらできない娘×互いのイライラ
娘の目にはうっすら・・・(´;ω;｀)
板を履いて30分で もうやめようと
レストハウスに戻ろうとした その時
そんな様子をずっと見ていた69歳の女性が
スキーを嫌いになって欲しくないから…
と、声をかけてくれました
「お母さんは教えるのに向いてないのよ。
スキー教室に任せちゃって^ ^
あなたどう⁉︎おばちゃんと一緒に
もう少しスキーやってみない？」
半泣きの娘がうなずく
最初からブーツを悲しそうに履く娘の顔が気になって
様子を見ていてくれたと
「お母さん滑って来て、わたしにこの子預けて！」
と、なんと90分以上に渡る個人レッスンをやってくれました。
様子を見に行ったら
娘がスキーで歩いてる
転んでもすぐに立ち上がる
滑って止まれてる
なにより笑顔の娘…
汗まみれのその女性と娘を見て感動
たくさんのエネルギーを娘に向けてくれて
できるようになった娘を嬉しそうに見てくれて
涙があふれてきました
リフトに乗った娘が
後ろのおばちゃん先生に向かって振り向き
「スキー！楽しいです！」と叫ぶ
「…よかったです^ - ^
」 と
」 と
お礼をしたくても
名前を聞いても
「おせっかいなおばちゃんなんです^ ^」
と言って
その方はゲレンデに消えていきました
ひとってなんてあったかいのか…
ひとの心はなんて美しいのか
ありがとう ありがとう ありがとう！
わたしも あなたのような69歳になります！
『 捨てる親あれば 拾ってくださる神あり (¯∇¯٥) 』