久しぶりのブログです^^
笑っちゃうほど、バッタバタした3月4月でした!
今回は子どもの感覚についてお話します
結論から言うと
洗濯洗剤や柔軟剤・・・
科学的なにおいをつけているものは
子育て中にやめましょう
ということです
タッチで●●♪
とか
次のシーズンまで香る♪
とか
汗に反応して香る♪
系統の洗剤のことです
感覚というと5感が有名
触覚・嗅覚・聴覚・味覚・視知覚
でも、ひとの発達の根幹となるのは
3つの特殊覚
触覚、前庭覚、固有受容覚です
この3つの特殊覚については
「子どもの心を育てる教室」
「赤ちゃんまるまるクラス」
でお伝えしています^^
今回お伝えしたいのは
子どもの「嗅覚」について
ひとの嗅覚って5感の中でもちょっと特殊な役割をもちます
「なんか匂うな」
「きな臭いな」
「なんでここを嗅ぎつけたの?!」
なんて、直観力を示す役割もあります
記憶力との相関もあり
エレベーターに入ると
「あ!部長の匂いだ!」
とか、里帰りすると
「おばあちゃんの匂いだ!」
など
記憶が蘇ることも多々あるでしょう
匂いは距離があっても分かるので
食べようとすると「ん?痛んでる?」
と気が付くことがあるように
食べる前に食品の腐敗をチェックする
こともできます
命を守る感覚なんです
よくお伝えしている発達のピラミッド
下の段が安定すればするほど
上位段が積めます
「呼吸の質が人生の質です」
と言い続けているのは
ここに根拠があります
感覚は下から2段目のとても重要なところ
イメージしてみてください
〇息苦しいときにいい姿勢がとれますか?
〇ど寒いとき(触覚)に会話力があがりますか?
〇どうるさい時(聴覚)に学習できますか?
〇ど臭いとき(嗅覚)に集中できますか?
〇ど不味いとき(味覚)にぴしっと立てますか?
〇どまぶしいとき(視知覚)に・・・・
もういいですね(;'∀')
強い感覚を処理するのは
脳のたくさんの部分を使ってしまい
学習やコミュニケーションに使う
脳の余白が少なくなってしまうのです
そして「嗅覚」
嗅覚の特徴は他の感覚に比べて
疲労しやすいのです!!
眼精疲労が数時間で起こるのに比べて
ある一種類の臭いを嗅ぎ続けると
数分のうちに疲労し
感度が著しく低下します
なのできつい香水をつけている人は
周りがうわっ!!ってなっているのに
本人はケロリとしているのです
では
感覚を育て途中の赤ちゃんが
きつい匂いの中にずっといたら?!
豊かな嗅覚は育つでしょうか?
自分に必要な食べ物
安全な食べ物
自分の人生に必要な
友人 環境 職業など
嗅ぎ分けることができるでしょうか?
いつも柔軟剤の匂いがいっぱいだと
その匂いを脳は処理し続けます
そしてすぐに疲れて
嗅覚を麻痺させていきます
日本人だけが虹を7色で描くように
四季や自然豊かな日本人は
色彩感覚の育ちが素晴らしいのです
同じように
嗅覚も育ててほしい・・・
それを3歳までに・・・
お散歩してみると分かります
〇ミカンの花の香りがふわっとする
濃くなる・・・近づいていることが分かります
〇お醤油の香りがする
「肉じゃがかな?すきやきかな?」
って記憶からイメージを引き起こします
〇煙の香り
誰か野焼きしてるのかな?
〇水の香り
そろそろ雨が降るかな?
〇潮の香
海が近いのかな?
自然の中にはたくさんの香りがあって
1秒たりとも同じ濃度ではなく
いつも「ゆらぎ」があります
感覚を育てるのは
この「ゆらぎ」です
いつも同じようで同じじゃない
だから 感覚はいつもフレッシュで
疲れず 脳を育ててくれるのです
子どもも大人も同じ
いつも「ゆらぎ」の中に身を置きませんか?
強すぎる香りは脳を疲労させます
どこに行っても
走っていても歩いていても
起きてても眠っていても
何かを食べていても
1種類の強い香りだけが
脳に刺激を与え続けています
集中力をあげたい
食事に興味を持ってほしい
好き嫌いをなくしてほしい
ひとの話を聞いてほしい
・・・・
そんなことを子どもに
要求する前に
子どもの脳の余白をつくる
脳に負担をかけない
そんな配慮をしてみませんか?
やり方は単純^^
化学洗剤を使わなければいいだに
石鹸洗剤や マグちゃんや
セスキ炭酸ソーダなど
自然の力で洗濯をしたら
地球も汚れんし
脳本来の力も出るし
いうことなしだに^^
めっちゃ節約だでね
どうしても香りをつけたい人は
アロマオイルを使えばいいだに^^
天然のエッセンシャルオイルは
ちゃんと「ゆらぐ」でね♪
体臭が気になる人は
体にも石鹸使い過ぎ!
いい常在菌が減って油が減って
変なものが繁殖しちゃうもんでだに
シャンプーやボディーソープも
それでいいのけ?
ぜひ考えてみてくださいね^^
『このブログ 一番推しは 遠州弁 』