用事があって
久しぶりに実家に行きました
浜松市内です^^
人生で初めて車を買うので
姉に手続きを手伝ってもらうためです
1台目の車は姉からのおさがり
今乗っている車は
14年前に旦那さんに買ってもらったもの
車屋さんにお任せで選んでもらいました
今回は
初めて 自分で選んで買う車♪
納車が待ち遠しいです^^
実家で
用事を済ませて帰るときに
母が帰ってきました
「もう行くの?」
「うん」
「あんた、いつ納車なの?」
「わからんけど今月かなぁ」
そんな会話をしていたら
母がわたしの車に
手を添えてこう言いました
「あんた本当によく頑張ってくれたね
大きな事故もなく
たくさん走って…
本当にお疲れ様
ありがとね」
わたしの母って
昔っからこうなんです
ひとでも 物でも
区別なく心を寄せるひと
道端で困っているひとも
店員さんも
公園の木でも石でも
ベンチでも
家電でも
みんなに同じように
関心を持ち 心を寄せ
声をかけます
庭の木を切っても
「あんたいい感じになったやぁ
かっこいいじゃん!」
って声をかけます
わたしの愛車をなでながら
声をかけている母をみて
なんだか
涙がこみあげてきて
でも母の前で泣きたくなかったので
「お母さんっていい人だね」
と
ちょっと自分の気持ちを
茶化すように言いました
そしたら
「なによあんた急に!
いまさらじゃん^^」
と笑う母も
なんだか目に涙が増えてきて
こりゃいかん!と
恥ずかしくなったわたしは
「またね!また来るわ!」
と言って車を走らせました
わたしの母は
まだ現役の看護師です
わたしが看護の道に進んだのは
間違いなく母の影響
すごく怖くて
すごく大切な
とてもとても愛している存在です
一番苦手だったひとが
母だった時代もあり
とても苦しいときもありました
でも
わたし自身を「母親」として
自分で認められた時に
わたしは母を心から愛していることに
気が付けました
35歳のときです
いつもいつも
実家から帰るときに
「体だけは気を付けなよ!」
って言う母
「ちゃんと食べてるの?」
「寝てるの?」
ってドリフのエンディングみたいな
ことを言う母
いつもいつもありがとう
誰にも
必ずお母さんがいて
必ずお母さんの一部を持っています
そのピースを自分自身で認めて
そのピースを愛せたら
それは自分を愛することに
なるんだと思います
14年間一緒に走ってくれた
わたしの大切な愛車♪
17万キロも走ってくれて
ありがとう
ずっとわたしを守ってくれて
ありがとう
大声で歌ったことも
笑ったことも
ひとりで泣いたことも
たくさんあって
いつも子どもたちも
包んでくれました
本当にありがとう
最後のその日まで
一緒に走ろう!
そんな気持ちを抱く
きっかけをくれた母に
心から感謝です
『 お母さん 産んでくれて ありがとう 』