3/27に、末娘が卒園式を迎えました。
上2人の子どもは、幼稚園に通いました。
私としては、初めて保育園にあずけた子になります。
しかも、新設園に途中から入園したため、同じ学年の子はおらず、
満期卒園児は、うちの娘たったひとりでした。
たったひとりのための卒園式が始まりました。
会場は、子どもたちの手作りの作品囲まれて、
2年間お世話になった先生方が迎えてくれて、
ピアノの生演奏とともに、娘が歩いて入場してきました。
もうこれだけで、涙があふれてなりませんでした。
この娘を妊娠したときは、大学院2年生の時でした。
大きいお腹を抱えながら、徹夜で論文を書き、
パンパンのお腹を抱えて、修士論文発表会に出て、
卒業式の1週間後に生まれた子が、この子です。
助産院を開業したのは、この子が2歳のときです。
私の大きな転換期を、ともに歩んできた子です。
卒園児として、先生や在園児、そして親宛てに、手紙を一生懸命読んでくれました。
スライドショーもあり、
先生方の贈る歌もあり、
どれをとっても感動ばかりでした。
最後には、先生方や在園児の子どもたちが、
ひとりひとり1本の花をプレゼントしてくれました。
それがどんどん集まって、きれいな花束になっていきます。
みんなとって、一番大きいお姉ちゃん
と思われていた娘です。
「今までありがとう!小学校に行っても頑張ってね!」
と、元気に声をかけてくれる子どもたち。
本当にありがとう。
「みんなもかっこいいお兄さんお姉さんになってください!」
と、言葉を返す娘がとてもとても大きく見えました。
いつの間に・・・こんなに大きく成長してくれてありがとう。
園長先生の言葉に
「あなたの笑顔で抱きついてくれる姿は、いつも私の凝り固まった心を溶かしてくれました。」
「いつまでもいつまでも、そのままのあなたでいてください。」
とありました。
毎日、子どもの成長を見守り、親も励ましてくれた保育園です。
心から感謝をしながら、たくさんの感動をいただきました。
保護者あいさつの際に、
毎日仕事の前に必死に送り届けて、
晩御飯のことを気にしながら迎えに来て、
ばたばたしていましたが、
この保育園に来ることがとても楽しみだったのだと気が付きました。
子育てには、いろんなスタイルがあります。
私自身、3人の子育てをするなかで、
専業主婦として子育てしたこともあります。
幼稚園に預けたことも
保育園に預けたこともあります。
舅姑と同居して、子育てしたこともあります。
どんな選択肢でもいい。
親も子どもも、必ず得るものがあり、
素敵な時間が流れます。
ご自分の選択に、自信をもって、笑顔で過ごしてください。
春の温かい日差しのなかで、素晴らしいひと時をいただきました。
支えてくれた方々、大きく成長してくれた娘、
本当に心からの感謝を贈りました。
『 親として できることなど ごくわずか 子の往く道を 信じ見守る 』