赤ちゃんケアの入門編
「新生児ケアセミナー」を開催しました!
一番最初に講師の仕事として引き受けたセミナー。
もう何十回もやらせていただいていますが、
毎回、ピリリとした緊張感をもって行っています。
参加される方々は、一般のお母さんもあり、助産師さんも、看護師さんも、ベビーマッサージの先生もいます。
それぞれの反応に合わせて、できるだけ参加者のフィールドに即した話をしようと心がけています。
午前一発目のプログラムは、骨盤輪支持実習です。
さらし1本で、骨盤を支える実習。
新生児ケアなのに、骨盤を支える実習をするのは・・・
骨盤がグラグラのお母さんや、医療職が、赤ちゃんのいい抱っこなんてできないからです!
子どもの体をよくしたいのなら、まずはお世話する人が良くなる!
鉄則です^^
産後すぐの巻き方だけでなく、
それぞれの好みにあった巻き方もお伝えします。
ギューギュー巻くのではなく、
ピタリと支える。
相手の反応の診かた、気持ちよく支えられたときの心地よさを感じてもらいます。
学びの基本だと思いますが、
自分で納得してもらうことが大事!
とくに、骨盤ケアや新生児ケアは、自分で快と不快が分からないと、相手にとっていいケアとなっているかどうかが分かりません。
呼吸の変化や、歩き方の変化を感じていただきました。
そして、最後はまるまる育児実習です!
寝かせ方、おひなまきでの包み方・・・
げっぷの出し方などをお伝えします。
なぜに、硬いマットで寝かせるようになったのか?歴史の食い違いや、硬いマットで寝ることでの子どもへの影響。
お昼寝をある程度長く寝ることの大切さ、
背骨の発達と運動神経の発達、
呼吸を確立することの大切さ、
できるだけ、ケアの意味を確認しながら、お伝えします。
でも、一番力を入れているのは、
『抱っこ』です!
生まれて最初の3か月の抱き方で、
将来歯科矯正が必要になるかどうかが決まる!
と言っておられる歯医者さんがいます。
まったくの同感です。
子どもの抱っこは大事です。
泣き止むかどうかじゃない!
子どもの目が輝くか?
呼吸が浅くなっていないか?
親と視線が合うようになっているか?
まるまる抱っこ3原則が叶う抱っこを、手取り足取りお伝えしました。
横抱きだと疲れます~!! という参加者の声に、
縦抱きだと背中とお腹が痛くなります~! という赤ちゃんの声を返したい。
横だきだと疲れるのは、自分の体の使い方の問題!
必ず体をほぐして抱っこするよ!
腕の使い方を変えて、筋肉のしなやかさを利用して抱っこするよ!
ちょっとした抱っこの変化で、子どもの体は大きく変わります。
皆で、お互いのからだにいい抱っこをしましょう~!!
『 まるまるの 抱っこは 地球を救う♪ 』