すごいタイトルですが、そのままです(^▽^;)
内臓マニュピレーションという施術の技を学びました。
膝の痛みが、内臓の固さからくることもある・・・そんな症状に対するアプローチです。
看護教育では「解剖学」という学問を必ず学びますが、
人体解剖をするかどうかは、学校により異なります。
医学部や病院が付属の看護教育校は、比較的人体解剖ができます。
見学だったり、実際に触らせてもらえたりします。
しかし、私の卒業した大学では、人体解剖がなく、カエルやモルモットの解剖で終わりました。
施術の仕事をするようになって、もっと解剖を学んでおけばよかった
(TwT。) と、心から思いました。
そんな折、施術のお客さんに「猟師」の方がいらっしゃいました。
猟友会では「先生」と呼ばれているほど、
猟の腕も、解体の腕もいいのだとか!
いまは猟期の最盛期!うぅぅぅん・・・・!
「解体するところを見学させてください!」と頼みこみ、
快諾をいただきました^^ 見せていただいたのは、鹿とイノシシです。
舌骨、咽頭収縮筋、肋間筋、心臓・肺、横隔膜、子宮、骨盤・・・
内臓と内臓のつながり、膜の強さ・・・・
知りたいこと、みたいこと、たくさん教えてもらいました。
うぇ~(T△T)
と思われる方もいるかもしれません。
でも、本当に見てよかった!
動物のカラダは本当に神秘的ですし、すごい構造です。
おかげで、内臓のイメージがクリアになってきました。
学びのあとの
大事なことは、学びをいただいた動物の命を美味しくいただくことです。
スーパーでお肉を買ったことはありますか?
綺麗にパックされているため、意識しないことがあると思いますが、
動物のお肉です。
動物を食べるって、結局殺生です。お刺身・お寿司だってそう。
真面目に考えれば、観念世界の価値観の是非になるわけです。
でも、私はいままで比較的なにも考えずにお肉もお刺身も食べてきました。
今回学びをくれた大事な命です。お肉や内臓をいただいて、
丁寧に調理して、私の血肉となっていただきました。
自然豊かな山を駆け回り、ドングリをたくさん食べて育ったお肉は
甘い香りと強いうまみがありました。
こんなに大事に大事にお肉をいただいたことは初めてで、
改めて食べることの意味を考えた機会となりました。
他の命をいただきながら生きている私たちです。
『 大事に食べ 大事に生きていこう! 』
そう強く思いました。