お母さんが体のケアを受けに来てくれました
Aちゃんが本当に小さい頃から、
教室によく通ってくださっている方です。
たしか、生後1か月前後に初来院。
まるまるクラスと
スリング着用クラスを1日かけて受け、
途中でお昼寝されていた記憶があります。
Aちゃんが1歳を超え、
卒乳を迎え、
お顔がぐっと変化していました。
お母さんのケアをしようにも、
なんだかAちゃんは落ち着かない。
よし!こんな時は遊ぼう!
ということで、気持ちのいい晴れの日。
施術室の窓を開け、縁側でシャボン玉を始めました。
まずは、お母さん。
次にAちゃん。
とても上手にシャボン玉が吹けていました。
そうだね。
寝返りができて
ハイハイができて
お座りができて
踏ん張って立ち上がって
上手に歩けるようになって
おやつも上手に食べられるようになって
Aちゃんは
この1年で大きく成長しました
お母さん。
泣き止まない子をずっと抱っこ
スリングでスクワット
授乳が上手くいかなくて
乳首も痛い思いをして
でも寝返りとか、独り立ちとか、
子どもの成長がすごく嬉しくて
離乳食に悩んで
お気に入りのおもちゃが見つかると嬉しくて
どんなに泣いてもおっぱいだったら泣き止んで
お母さんもここまで大きく成長されていました。
その過程を見せていただけたこと、本当に幸せです。
親子の大事な一場面を共有させていただき、
お母さんのAちゃんに対する思い
Aちゃんのお母さんに対する思い
に共感でき、看護者としてこの上ない幸せの時間です。
私の考える看護は、
「対象者の心と私の心が、ケアを通してともに動き出すこと」
です。
ケアは、対象者に受けてもらって初めてケアと言えます。
助産院大地に来てくれてありがとう。
親子の時間をここで過ごしてくれて、嬉しいです。
笑顔で帰ってくれてありがとう。
皆さん親子の成長やその過程は、私の心に残ります^^
いつまでも、ひとの育ちを応援していたいな。
そう思えた1日でした。
『 思い出は 時間と人と 心が作る宝物 』