島根に行ってきました② 赤ちゃんの縦抱きはやめましょう

島根でのお仕事初日は、「新生児ケアセミナー」です!

赤ちゃんが生まれてから、最初の数日で・・・できればふにゃふにゃのうちに、

抱き方寝かせ方を工夫して欲しい!

その方法はこれっ!

というセミナーです ^-^

いつも助産院大地でやっている、まるまるクラスやねんねクラスの

ちょっと専門家バージョン。

でも、一般参加のお母さんたちも来てくださっていました。

自分の子に、この技術を生かしたい! と思ってのご参加。

実習も学びも一生懸命で、こちらもいい刺激をいただきました ^^

 

このセミナーで熱く語ったポイントは・・・

「絶対に縦抱きをしないで! (」°ロ°)」

ということ。

今の子どもたちに、縦抱きをしたら、首の緊張はものすごいことになります。

首を守る・・・これがどれだけ大切なことか・・・

腰の骨を交通事故で骨折したら下半身マヒ。

首の骨を骨折したら・・・・?! でしょ!

骨って、神経を守る・体の動きを作る、体を支えるという3つの役割があります。

その働きは、0% か 100% の2つに分かれる訳じゃなく、

1~99%まで、揺れ幅があります。

首を守ってもらわないと、全身の動きは連動しません。

首を守ってもらわないと、お母さんを見つめようとか、言葉を聞こうとか、においを嗅ごうとか、

学習のスイッチは入りません。

 

だ・か・ら! 首は守りましょうよ!

眼が輝きだしますよ☆

 

昔の赤ちゃんみたいに、筋肉ムキムキで生まれてくる子はいません。

なんとか、最初の数か月に助けてあげないと、体の力が未熟なんです。

こんな話をしていると、

「だって、縦抱きで泣き止むんだから、縦抱きが好きなんじゃないですか?」

という声も・・・・

なぜ、縦抱きが好きなのか考えてください。

赤ちゃんの背中の固さを触ってみて!

首のしわが多い子ではないですか?

そもそも首の長さは十分にありますか?

 

根本的に、抱く人の体が悪くて、腕が捻じれているだけでは?

前ならえの腕をしたときに、肘の内側面が天井方向に向く人は、

縦抱きのスタイルが楽な人です。横だきの腕にすると、腕が固くなる人です。

子どもの体 云々の前に、自分の体ほぐしですよ!

 

そんな話をた~くさんしました!

だから、やることもたくさん♪

まずは抱く人の体づくり

産後直後の骨盤ケア

赤ちゃんの抱き方寝かせ方

背中のほぐし方

股関節の話し

赤ちゃんの体の不調のとり方

母子ともに楽な授乳姿勢

おひなまき

 

受講生の頭から、煙がもくもく出ているのが想像できますねヾ(;´▽`A``

 

でも、この「新生児ケアセミナー」は、

翌日の「赤ちゃん発達応援セミナー」を受講すると、

より理解が深まり、ケアの大切さを痛感します。

発達応援セミナーで、子どもの生まれてからの1年間を

順調に発達していくためには、新生児の時のかかわりがとれだけ大事か‼

が分かるからです ^-^

 

セミナー終了後、開催場所となった「たがしらレディースクリニック」

の皆様や、参加された方とのお食事会♪

赤ちゃん発達応援セミナーは、新生児ケアセミナーの5倍濃い‼

そんなセミナーを翌日に控え、今晩はお酒はなしで、楽しくおとなしく過ごしました♪

 

『 5倍とは あくまで個人の 感想です ヾ(´ε`*)ゝ』