午前まるまるクラス 午後スリング着用教室
を、行いました ^-^
まるまるクラスには、妊婦さんにもおばあちゃんにもご参加いただきました。
子どもの抱っこについて、まるまる育児についてのお話がメイン。
なぜに“まるまる育児”かをお伝えします。
お母さんの意見でとても多いのが・・・・
「うちの子は縦抱きが好きです。すぐに泣き止みます。」
これって、誰が縦抱きが好きなのでしょうか?
抱っこをしたとき、その抱っこを子どもが好きかどうか・・・
check項目は何でしょうか?
まずは同じ抱き方を5分続け、落ち着いてからcheckしてみましょう。
□①子どもの背中が丸い
□②首が後ろに反っていない
□③首・背中・お腹の筋肉が緩んでいる
□④手足がぶらぶらしていない
□⑤おしりよりも膝の方が位置が高い
□⑥目が泳いでいない(笑っていても、目が泳いでいる子います!)
□⑦口が閉じている
これらが全部当てはまるのが、子どもの心と体を健やかにする抱き方です。
例えばなんのために?
①は、脊柱のS字状湾曲を作るための第1曲線形成のため。
これがなければ、首据わりはきれいにいきません。
②は、良好な首据わりを促し、無駄な反り返りを予防します。
首据わりが、前後左右に据わらなければ、将来転んだ時に手を付けません。
③は、体の緊張を予防し、便秘や反り返りも予防してくれます。
④は、将来の利き手を左右どちらに?サッカーボールを左右どちらで蹴るか?
子どもの脳で決めることができます。
手足をお口に入れられる子は、とても器用な子になります。
⑤は、良好な腹筋を育てるため。ハイハイの力強さを生み、
独り立ち以降のバターン!という転びを予防してくれます。
⑥は、認知の問題に直結。目が泳いでいると、脳は良好な認識ができていません。
⑦は、口呼吸か?鼻呼吸か?の問題。子どもは鼻呼吸です。
口呼吸の子は、将来の歯科矯正の必要性が高まります。
でもなぜ、縦抱きが好き?
それは、抱いている人が縦抱きにするのが楽だから。
前ならえ! をしたときに、掌は左右の手で向かい合いますね!?
肘の内側の面はどうですか?
斜め上とか、天井の方を向いていませんか?
そんな風に肘がねじれている方は、まるまる抱っこが苦手で、体が緊張します。
縦抱きが得意で、自分の体が緩みます。だから、赤ちゃんも泣き止むのです。
抱っこする人の体が緊張 = 赤ちゃんの緊張
抱っこする人の体が捻じれ = 赤ちゃんも捻じれ
抱っこする人の体がしなやか = 赤ちゃんもしなやか
赤ちゃんが泣き止む ≠ 赤ちゃんが好きな抱き方 です。
泣き止むからいい・・・のではなく、
子どもの成長発達にいい!という抱き方を選びましょう!
午後のスリング教室は、まるまる抱っこの復習から!
抱っこが決まれば スリングが決まる!
抱っこが決まれば 股関節が広がる!
抱っこが決まれば 子どもの体は丸くなる!
手足を上手に包まれて
背中を上手に丸められて
股関節を気持ちよ広げてもらって
今日も、子どもたちの笑顔とかわいい寝顔に
出会えました ^^
助産院大地に来てくださっているお母さんたち、
あちこちでスリングの人をみかけると
嬉しくなるのだそう。
縦抱きで首が後ろに傾いて寝ていることを見ると「首を守って!」と願うそう。
開院して2年。まるまるの風が吹き始めました。
『 まるまると 親子を丸ごと 包みたい☆ 』