赤ちゃんの抱っこを考える

赤ちゃんの抱っこにどんな意味があるか、考えたことはあるでしょうか?!

私自身の子育ては、必死で、忙しくて、流れるように時が過ぎて行きました。

助産院を始めて、たくさんのお母さんと赤ちゃんに触れ、赤ちゃんケアについて学び、抱っこの意味についてとても考えるようになりました。

 

どんな時に抱っこが使われるか・・・

①授乳の時

②移動の時

③泣いてあやす時

④抱きたいと思った時   こんな時でしょうか?

 

皆さんが誰か(パートナー、ご両親、子ども、友人など)から抱っこされる時は、どんな時?どんな気持ちですか?赤ちゃんもきっと同じ気持ちを抱くと思います。

子どもたちは、抱っこした時に、本音をたくさん出していると私は思います。

たとえば、少し大きくなった子どもを叱った後に抱きしめると、急に泣きだすことはありませんか?

転んで、食いしばって自分で起きあがる、親の腕に入ると急に泣きだす。。。

恋人とのけんか。長い口論が続いても、ハグをするとお互いに謝りだしたり。。。。。

人は、いくつになっても、ハグが大切と思います。

そこに本音が出ると思います。

ですから “子どもとのハグ” 、最高のコミュニケーション手段です!大切に抱いてください♪

 

抱っこのポイントは2つ

①手足がブラブラしていない

②抱っこしている人と目が合う  

 

よく、子どもの片方の腕を、抱く人の脇に流すことがありますが、これはしんどいと子どもは言います。

想像しましょう。

●肩より上に腕をあげてみると・・・・緊張が走りませんか?この状態では本音は出ません。

●手足がブラブラと外に出る担架・・・・安心して身を預けられませんよね。

 

両手両足を、子どもの体の中心に集めるように包みます。

上下にふわふわと揺れて、子どもと目線が合うような姿勢まで整えます。

抱っこした子が、ふわっと柔らかくなったら、極上の抱っこが完了です。

二足歩行の動物に進化したヒト。 子育てに&愛する人に、両腕を使えるようになりました。

どんなにいい子育てグッズが出現しようと、どんなに素晴らしい娯楽が開発されようと、

ヒトが一番喜ぶのは、大好きな人たちから贈られる極上の抱っこです ^-^

 

『そう思い 毎日家族に ハグ贈る』