最近、お母さんと子ども。お母さんとおばあちゃん。と、親子で施術に来ていただけることが増えてきました。
ご夫婦での施術。というのも増えています。 私にとっては、とても嬉しいことです^-^
大地に来られるお客さんの9割以上が、口コミでご来院されます。
大切な家族やご友人の体を預けていただける。光栄であり、身が引き締まります。
助産院で施術・・・ってあまり聞き慣れません。
そもそも、妊娠出産しない限り、助産師という職種を身近に感じることはないですから。
でも、いい心は、楽な体と共にあります。
命を宿す体。はぐくむ体。伸びゆく体。誰かを支える体。
ひとの体が楽であること。健やかであること。
これを支援することは、看護のひとつだと考え、助産院という看板を掲げ、体のケアを行っています。
今日、ご来院いただいたご家族。4世代でお越し下さいました。
生後数か月の赤ちゃん。そのお母さん。お母さんのお母さん。お母さんのお祖母ちゃん。
顔もそっくり ^-^ 笑顔も皆すてき☆ 赤ちゃんがみんなの声に反応して、笑顔。
昔の日本の良き子育てが垣間見えました。
お母さんひとりだけでなく、いろんな世代の方が子育てにかかわる。
昔からの風習や伝統を、子育てを通して伝えていく。
今はだいぶ見られなくなってしまったけれど、大切なことです。
感動したこと。曾お祖母ちゃんの体が一番しっかりしていたこと!
もちろん、関節の柔らかさや靭帯のしなやかさは、年齢が若いほうが有利なのですが・・・・
S字状湾曲のある脊柱。しっかりとした脊柱起立筋。扁平狭骨盤。どれも、曾お祖母ちゃんがトップクラスの良さをお持ちでした。今でも仕事に忙しいのだとか・・・あっぱれです! (*‘∇‘)
曾お祖母ちゃんの背中を皆で触診。 その後、自分たちの背中を触診。
「私の筋肉・・・・ペラペラ!! (; ゚ ロ゚) 」 (産後のお母さん)
そうでしょう、そうでしょう! やはり、昔から体の使い方、育ち方が全く違うのでしょう。
この曾お祖母ちゃん。小さい時は、山の上に住んでいて、小学校は毎日下山&登山。
帰宅後、背負子(しょいこ)に小麦やら大麦やらを入れて、山のふもとの製粉所に行って、また粉を担いで登って・・・・こんな生活だったとか。
今のお母さんたちの身体とは、全く異なっていました。 もちろん私とも ヾ(;´▽`A`
今は生活が便利になり過ぎています。その分失われている物があることにも、気づいて欲しいです。
お祖母ちゃんや、曾お祖母ちゃんと近くにお住まいの方。
是非、子育てについて話してみてください。
素晴らしいヒントをたくさんもらえると思います。
そのヒントから、何を得るか?! これはお母さんたちの自由です。
子どもの体や動きをよく観察してください。
次の発達に進むための練習をたくさんしています。
様々な動きの中から、何を得るか!? これは子どもの自由です。
子どもの発達の先回りはやめましょう。 おすわりの練習。立つ練習。歩く練習。親はしなくていいです。
その理由はなぜか?赤ちゃんクラスでお伝えしております^^
『子の特技 遊びで体を つくること』