子どもの“主体”を尊重すること

子どもには“主体”があります。

小さくて、かよわくて、自分一人では何もできない赤ちゃん・・・・

ついつい、大人にコントロールされることが多くなります。

しかし、赤ちゃんほど感受性が高く、はっきりとした意思を持っている生き物はいません。

 

赤ちゃんのお世話には何がありますか?

おむつ・お風呂・授乳(ご飯)・着替え・寝かしつけ・掃除・片づけ・・・・・

これらをする時、赤ちゃんにどうやって声かけするかにヒントがあります。

たとえば、沐浴。

赤ちゃんの顔を濡れたガーゼで拭く・・・・その時に声をかけますか?

私だったら、何の脈絡もなく顔を拭かれたらビックリします。

もし、相手が大人だったら、必ず「顔拭きますね。」と言うはずです。

 

赤ちゃんも同じ。なんでも声をかけてください。自分の気持ちも話してください。

コミュニケーションにおける言葉の割合は、半分以下です。

目で、全身で赤ちゃんはお母さんにメッセージを送っています。

お母さんもメッセージを送ってください。

赤ちゃんは、必ず全身で受け止めます。

 

赤ちゃんが好きなもの

①笑顔のお母さんとお父さん

②かわいい!大好き!という褒め言葉をくれる人

③自分

 

今日の歌 (山上憶良 万葉集より)
銀も 金も玉も なにせむに
しろがねも くがねもたまも なにせんに 
まされる宝 子にしかめやも
まされるたから こにしかめやも

子どもは未来の宝。子どもに勝る宝なんてない。


明日は栃木県の自治医科大学でメンタルヘルス学会があります。

ランチョンセミナーの講師として、普段の骨盤ケア教室の様子、熱弁してきますっっ!!