友人看護師が、私の施術を見学してくれた日があります。
その時の一言・・・
「山口さん、地味になったね。」
開業したての頃は、身体のあちこちを、なででコネテ、触って暖めて・・・なんてしていました。
大きな筋肉、小さな筋肉、固い関節、柔らかすぎる筋肉、いろんなところを触っていました。
今、勉強しているのは、人の身体の構造・・・というか、仕組み・・・というか、つながり・・・・です。
知れば知るほど、人の身体の奇跡・素晴らしさ・強さに気がつきます。
そんな学びを重ねた昨今。
痛みの訴えている場所の原因について、よく、よ~く、よぉぉく、とんでもなくよぉぉぉぉぉ~~っく考えます。
「私、そこが痛いんじゃないんですけど! ( ̄ロ ̄= ̄ロ ̄) 」
なんて言われる時もありますが・・・・原因がどこかを考えて、そこを狙います。
なぜって、私の1年以上に渡る膝の痛みが、虫垂あたりのケアで改善したからです。
右肩に広がる痛みが、肝臓の動きをよくしてもらったことで、改善したからです。
皮膚、筋肉、靭帯、関節、内臓、血管、神経、脳脊髄・・・・・・・・・・いろんなつながりを考えます。
血管や内臓を狙うケアは、見た目が非常に地味です。
しかし、骨を動かす時より、大汗かいています (・Θ・;) フィ~
次第に、呼吸が深くなるクライアントの身体を見て、「よしっ!!」とひとりガッツポーズをしています。
最近のクライアントの方々の身体は、非常に複雑。日々、私に新しい学びを与えてくれます。
見た目も、やり方も地味ですが、身体の声に耳を澄まし、丁寧にケアをいたします ^-^
どうぞ、楽しみに。私のケアを味わってください。
そして、赤ちゃんケアのこと。
ある日、骨盤体操を知りたくて、ご来院された親子さんがいました。
お母さんの身体を見て、体操を伝えて・・・・なんてしていたら、横にいた子どもが泣き始めました。
まるで、「こっちにも触って!」と言わんばかりに・・・・
抱っこすると、身体のしんどそうなところが伝わってきます。
「お子さんのケアもしてみませんか?」 なんだか押し売りみたい (;´Д`A ``` でも子どもがこっち見てる。
「お金かかりますけど、いかがですか?」 完全に押し売り 、ヽ`アセ(;~▼~;)アセ、ヽ` でもケアは始まっている
「いいです。必要があれば、治してやってください。」
お母さんの快諾を得られました。 ヾ(´▽`*)ゝヨカッタ♪
痛そうなところをなでて、バランスをとって、抱っこしながら、精一杯ケアをしました。
ただでケアをする・・・・これはなかなか難しい技術なんです。
私のケアには、多くのエネルギーを使います。
痛いところや、原因を発見するために、身体をレーダーのように使います。
人の身体の悪いところを発見し、ケアをする。という作業はリスクがあります。
何で相殺するか・・・それがお代です。
クライアントの方からいただくお金が、私の身体のバリアになるのです。
お母さんの許可をいただいてからは、全力で、お子さんのことを考えました。
ケア後にいただいたお言葉・・・
「施術スイッチが入ると、山口さんの顔が変わりますね!」
∑(-x-;)ナ、ナニッ?! ・・・・・そうですか・・・
怖かったですか?優しい顔でしたか?美しかったですか?変な顔でしたか(これが一番得意( ´艸`)ムププ)?
常に、変化し続ける私、日々最高の私でケアに当たっています。
常に、変わらない私。 その日最高の笑顔で、お迎えいたします。