徒然施術日記 ①

私のブログは、カテゴリが出ません。

でも、私の設定では、カテゴリが作られています。

その中で、とても大切に書くカテゴリが「徒然施術日記」。

マンツーマンでのケアが、とても好きだからでしょう。


9/9 浜松を猛烈な豪雨が襲った翌日。

遠く遠くの山奥に出張に行って参りました。

片道60分!濁流の川と削られた川岸を見ながら、車をひた走らせ、到着。

いやぁ。エネルギーに満ちている。自然の美味しい空気。

台風の名残があるのに、このパワー。

晴れていたら、もっとすごかったでしょう。


産後の母子の訪問ケア。

とても大切に育てられているお子さんと対面しました。

「心地よく育ててもらっています。」そんな声が聞こえるほど良いお顔で、天使の寝床に入っていました。

お父さんは、抱っこの練習。

「難しいですね・・・・」なんていいながらも、地道に子どもがFitする場所を選んでいただいて・・・

来たっ  (≧∇≦)ノ  ピッタリ抱っこ!

赤ちゃんは途端にフニャフニャいいお顔。 お父さんは子どものとろけ顔を確認しに洗面台の鏡へ!

父子で満足気なお顔に、お母さんもニッコリ。 (*´∇`*) こうでなくっちゃ。


お疲れモードのお母さんを、おとなまきで丁寧にケア。

途中、お父さんがお香を焚いて、音楽をかけてくれ、私まですっかりいい気持になって帰路につきました。


そして、生後数か月の赤ちゃんのケア。

お母さんは、毎日子どもたちのお世話に大奮闘。

お兄ちゃんは本当に動きが多くて・・・お母さんの大変さが少しでも分かる。

 

まずは、眉間にしわを寄せている赤ちゃんから・・・・

身体の固さを通して、強い気持ちが伝わってきました。

丁寧に話しかけて、丁寧にケア。何度も抱っこ。

お母さんにも抱いてもらって、お母さんごと私が抱っこ。

やっと、やわらかさが出た頃には、良いお顔に。

「そうだ。この子、生まれた時はこんな顔していたんですよ。眉間にしわを寄せ続けていたから、そんな顔だと思って・・・この顔を忘れていました。」

お母さんがこう話すと、ニコリと笑って寝始めました。

 

そしてお兄ちゃん。

遊びながら、包みながら、おひなまきです。

あんなに、動きの多い子なのに、包むと・・・「出たくない」「このままがいい」「まだ出さないで」

と、しばらくモジモジ入っていました。

出ると、びっくり、姿勢も良いしお顔も変わっている。

何より・・・集中して遊び始めました。

 

「山口さん! “お” を作ったよ!」  (*'ー'*)ふふっ♪

「わぁ!すごい!天才じゃん!」

「次は “あ” を作ってあげるね!」

 

動きが多い子も、何かに集中できます。

やりたい!という意欲を。集中できる身体を。理解につながる感覚を。

 

こんな部分の育ちを応援しています。

 

今日も良い方々と出会い、良いケアをすることができました。

元気な身体で仕事ができる。全力を尽くしたと胸を張れる。こんな日々、幸せに満ちています。