新生児ケアセミナーのお仕事をしてきました。すでに、10回以上かかわっているお仕事です。
初めて講師をしたとき、あまりの緊張でガチガチでした。
自分が自分でないみたい・・・そんな思いは初めてでした。
私が参加者としてセミナーに参加するときは、領収書の金額が頭に浮かび、金額以上のものを吸収するんだぁぁ!なんて思っています^^;
それが反対の立場に立つわけです・・・休日をつぶし、稼いだお金を払って参加してくれた方に話をする・・・それはそれは緊張しました。
しかし、自分が実際にしてきたケア、感じた手ごたえ、工夫したこと・・・
実際のケアについての話をすると、会場の雰囲気はぐっとまとまってきます。なんとも言えない充実感です。届け!まるまる育児!赤ちゃんの声をきいて!そんな想いを抱えてのお仕事です。
今回の名古屋会場では、参加者の方に自己紹介をしてもらいました。
セミナー参加の動機・・・「少しでも赤ちゃんにいいケアをしたい」「膝を曲げたことのない赤ちゃん・・・これでいいのか?!」「これから生まれてくる赤ちゃんのために」
胸に込み上げてくるものがありました。全員が熱い思いをお持ちでした。
嬉しかったのは、みんな赤ちゃんの声を聞こうとしていること。
赤ちゃんケアの現場では「それって意味あるの?!」「根拠は?!」「宗教?!」なんてこというケアギバーもいます。
看護者としてこう思います。看護は対象者の主観に寄り添うことが大事です。あなたの目の前にいる、言葉を話せない赤ちゃんはなんと言っていますか?顔にはなんと書いてありますか?手足は温かいですか?緊張している部分はないですか?看ていますか?感じていますか?そうしようとしていますか?
赤ちゃんの呼吸・緊張・表情・温度・・・サインはたくさん出ています。それがケアのヒントです。
赤ちゃんが楽になると、お母さんは楽になります。母子が楽になると、ケアギバーの笑顔も増えます。
このセミナーでは、赤ちゃんのサインの読み取り、成長発達の意味、母子が楽になる抱き方寝かせ方・・・
満載ですが、納得のいく内容です。
少しでも興味のある方、ぜひ参加してください。地元浜松・・・地方都市での開催を決めたのは、非常に大きな決断でした。でも、やっぱり浜松の母子がもっと笑顔になってほしい!
この願いがある限り、セミナーでの情熱的お仕事を続けていくのです♪
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